前回「BingのImage Creatorで画像を作ってプロンプトを確認しよう」で、Bingの『Image Creator』にアイキャッチ(サムネイル)画像のサンプルを作成してもらいました。
今回は商用利用できる?『Adobe Firefly』にサンプルではなくそのまま使えるアイキャッチ(サムネイル)画像を作成してもらおうと思います。
Adobe Fireflyで検索
まずはブラウザで『Adobe Firefly』に行きましょう!
生成画像を商用利用したい人はここで…
「取り合えず使ってみる」という方は会員登録をしてください。
ユーザーガイドを確認してみる
ユーザーガイドラインに下記の文言が
- コンテンツ認証情報
アドビは、生成 AI 機能で作成されたコンテンツのコンテンツ認証情報を添付していますが、AI で生成されたものであることを一般に知らせるために公開することもあります。 コンテンツ認証情報の詳細 - 商用
一般に、生成 AI 機能からの出力は商業的に使用できます。ただし、アドビが生成 AI 機能のベータ版を商用利用できないと製品またはその他の場所で指定した場合、そのベータ版機能から生成された出力は個人使用のみを目的としており、商用利用することはできません。
とりあえず使ってみる
なんとも言えない微妙な文章だったのでとりあえず使ってみる
「コンテンツ認証情報を添付」とあるので恐らく生成された画像に透かしのようなものが入っているかもね
やはりクレジットがあります
シンプルなトップページ
ユーザーアイコンをクリックすると
「今月の生成クレジット」とあるので、画像を生成するたびに減っていくのでしょう
ちなみに初期は25クレジットで「25/25」と表示されているので一ヶ月25クレジットがMAXなようです。
さっそく作ってもらいます
画像説明(プロンプト)入力欄に今回の記事タイトルのアイキャッチ(サムネイル)を作って欲しいので『「Adobe Fireflyでアイキャッチ(サムネイル)画像を作成してみた」のアイキャッチ(サムネイル)画像を作成してください』と入力し「生成」ボタンをクリック
なんてものを作り出すんだ!
画像説明の”アイキャッチ”部分を誇張した、なんともおぞましい画像が上がってきましたヨ
もう数回試してみましたが、結果はにたような、それはそれは恐ろしい画像を連発してきます。
画像に仕込みが!
画像をダウンロードしようとすると、やはり何か画像に埋め込まれている?
画像説明(プロンプト)を変えてみる
らちが明かないので画像説明(プロンプト)を変えて再度挑戦
「画像生成の記事のアイキャッチ(サムネイル)画像を作成してください」
ちょっと抽象的な説明だったが目玉親父よりはるかにマシな画像が上がってきました。
ついでにテキスト効果
ついでに「テキスト効果」なるものも使ってみました、なんか文字も気持ち悪いですねw
画像にテキストを合成して
何とも言えないカオスな画像が出来上がりました「アイキャッチ(サムネイル)画像」としてどうなんだろ…、
結局商用利用できるの?
ユーザーガイドラインでは良くわからなかったので、探し出しました
「Adobe ExpressでAdobe Fireflyの生成AI機能が商用利用可能に」
「Adobe Creative Cloudの生成AI機能が商用利用も可能な製品版として一般提供開始に」
だそうです。さらにさらに!
「無料でも利用可能だが、提供されるクレジットに差がある」
無料で商用利用できるってことらしい
このクレジットは一回の生成で1クレジット消費され25クレジット消費すると生成速度が極端に遅くなるようです。この辺はBingの『Image Creator』と同じですね
各種クレジット
25クレジットを使い切ってもプラン変更すれば生成クレジットが増えます
・「プレミアムプランAdobe Firefly 毎月 100 の生成クレジット」:680 円/月 税込
・「プレミアムプランAdobe Express 毎月 250 の生成クレジット」:1,078 円/月 税込
ちなみにAdobe CCコンプリートプランだと1000クレジットでした。
Adobe契約プラン | クレジット数 |
---|---|
コンプリートプラン(全ソフト使用可能なプラン) | 1,000 |
単体プラン(Illustrator、InDesign、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、Audition、Animate、Adobe Dreamweaver) | 500 |
単体プラン(InCopy、Substance 3D Collection、Acrobat Pro) | 25 |
Adobe Stock | 500 |
Adobe Express Premium | 250 |
Adobe Firefly Premium | 100 |
無料ユーザー | 25 |
おわりに
無料ユーザーでも「商用利用」できるなら使わない手はありませんね
一ヶ月毎日ブログを書いても25日分はAdobe Fireflyで賄えちゃいますネ。
無料版だと画像にAdobeの透かしが入っているそうなので、透かしが嫌な人や大量に画像を扱う人は有料版にしましょう。